からくり庭園日記

2008年09月23日

2008年からくり庭園日記

 ブログに書いていたものの、此処は始めていませんでした。後で振り返ってみるにはやっぱりホームページがいいと思うのは年のせいでしょうか。手元にまとめて残しておくのも必要だと思っています。ブログにちょこっと書いたものも含めて新年以来の蜻蛉池周辺と園芸の話をまとめておきます。ブログと重複した箇所が多いのは御容赦下さい。
2008年12月30日 


12月30日 一年の〆
 毎年同じパターンになってしまいますが、9月から一気に12月になってしまいました。夏から秋にかけて植栽の手入れが繁忙となり、ここに書く余裕が無いという言い訳が成り立ちそうです。(苦笑)
特に今年はアグリス成城の手入れが加わったので庭園作業の稼働が一挙に上がってしまいました。
12月29日のアグリス模様はこのようになっています。既に大物の収穫は終わり右奥の白菜を残すだけです。点々とある緑は高菜やカツオ菜というもの、ホウレン草と小松菜が育ち始めていますが、もはや冬、何処まで大きくできるのか時間との勝負です。実はこの農園は1月末で当該年度が終了します。 次年度どうするか思案していましたが、物理的な稼働力不足もあって退去することにしました。その分我が家のハーブ畑を野菜畑に転換しつつあるのでここに精力を注ぐつもりです。



10月から12月にかけて秋茄子を皮切りに色々収穫できました。落花生、オクラ、ネギ、秋ジャガ芋、レタス各種、そして最近は春菊、二十日大根、サラダ菜、タマネギです。九条ネギは根毎持ち帰って我が家で一部栽培を継続することにしました。
そしてその我が家の畑では、小松菜などの葉物と空豆が育っています。 肩に力を入れずに頑張ってみるつもりです。もちろん畑のオーナーはカミさんでありますけど。

さて、蜻蛉池ですが、こちらは安定したエコバランスが保たれています。欠点は水補給の頻度が多いことです。これは初期の工事ミスが原因している可能性が高いのですが、維持するしかありません。あるレベルまで下がってしまい易いのです。 それでもメダカは生存し続けています。どうやら水容量と生存数とは関係があるらしく8−10匹が常に生存しています。それも数世代にわたってです。
数日前に数えてみたら大小合わせて8匹でした。

ブログの蜻蛉池日記で書いたような季節の流れがありましたので興味をお持ちの方はブログをご覧下さい。。
 
 

9月23日 彼岸花
 今年も彼岸が来ました。お寺詣でや墓参りで出たり入ったりしていましたが、先には彼岸花が数株咲きました。 以前、間違って抜かれたのでだいぶ減りましたが、赤花を5株見つけました。 今年は赤堤の植物鑑賞会で白花を二株頂戴したのでそれを植え付けました。花芽を持っていたので奇麗な花を付けてくれたのは収穫でした。もう一株は今年は葉だけのようです。


そういえばアグリス成城の畑では下のようにジャガ芋が育ってきました。8月20日の記事では何もなかった場所に新しい作物が育っています。角度が違うので比べにくいと思いますが、これも楽しみです。




8月20日 草が伸びた
 7月のお盆前後に手入れした庭木も一ヶ月も経つと散髪後の髪と同様に伸びてきて大枚かけた痕跡も分からなくなってきました。それと同時に地面の草もどんどん伸びてそろそろ抜いた方がよくなっています。暑い日が続くものですから外の作業から逃げ腰が続いてしまうのも還暦のなせる弱気かも知れません。(単なる逃避?)
 とは云え、成城学園にある農園・アグリス成城はサボりを許してくれないので何とか時間をとって手入れに行っております。昨日も秋の植え付け先を耕してきました。もちろんそれ以前に植えていた作物を取り去っての作業です。


こんな具合にしてきました。 秋ジャガ、小玉タマネギなどの手のかからないものを狙っています。

こちらの作業を優先するものだから我が家が手抜き、そろそろ草取りしなければとエネルギーをチャージしています。それにしてもまだ暑いのでもう少し様子見です。結局本日は蜻蛉池の水補給と水やりで終わりました。その気にならなければ手を出さないのは我が儘というか気ままというか。宮仕え時代にはあり得なかった生活態度になってしまいました。 でも何もやっていないわけではなく先日も家の裏の草をゴミ袋4枚分抜いたのです。 我が家の方ももそろそろ取り組みます。ハイ。(汗)


8月4日 夏の庭模様
 すっかり間が空いてしまいましたが、一気に夏の庭。このところ雨が少なくて植木達が水涸れ模様です。今年は庭木の剪定が遅れ7月15日、お盆と重なってしまいました。その間草取りも続き、先日やっと裏手の草取りで一段落。父が庭の草取りを頑張ってくれたので助かりました。 今年は成城アグリスの作業が忙しく、我が家の庭がちょこっと後回しになっています。
肝心の蜻蛉池は、至って順調に推移しています。 オタマジャクシの大部分は無事蛙になって巣立っていきました。庭の至る所で子ガエルを見ることが出来ます。 蜻蛉はヤゴの放流とイトミミズのおかげで何度も池周辺で目撃しています。産卵ももちろんありました。 昨年は一度も見ることの無かった糸蜻蛉が数匹常駐しているようです数年ぶりに蜻蛉池らしくなりました。
水の補給に気が抜けません。

 

いつの間にか自生したヤマユリがあちこちで咲いているのが夏らしい風景です。

からくり庭園の手入れとともにアグリス成城の野菜庭園の手入れに追われている最近です。それにしても暑くて熱中症一歩手前になる毎日です。皆さまも気を付けて下さい。


6月8日 ヤゴ救出作戦
 今日は、世田谷区赤堤小学校の屋上にあるプールで育ちつつあるヤゴをプール開き前に掬い上げて、家庭に持ち帰って育ててもらおうという「赤堤まちなかの会」が主催するイベントです。小学校の副校長先生始め先生数名も参加しての結構賑やかな催しでした。 私も今年から「生涯学習センター」の下っ端に名を連ねたので急遽お手伝いです。 やることなすこと初めての体験でご迷惑をおかけしているのではと思いつつ自分自身も楽しんでしまいました。

 このような地元イベントに参加するのはこの年になって初めてです。ウチの子供達が小学校時代にはあまり聞かなかった地域活動です。 我が地元も一般人を巻き込むまでの活動は未だにやっていないようです。町内会活動も低調です。 もっとも若きPTA時代は仕事に潰されかけてそんな気持ちが全く起きなかったことを今更ながら反省しています。その点赤堤地域は父兄を含めて偉い。(笑) 様々な旗振りさんがうまく連携しているように感じます。

 本日の参加は、事務局含めるとざーっと110人?でした。一人20匹以上採った子供もいたようですが、各自10匹採集と想定すると1,100匹が下水に流されずにすんだわけです。随分採集し採れなかった子供達に分けてあげました。 私も6匹ほど持ち帰り蜻蛉池に放流しました。 姿から多分塩辛蜻蛉のヤゴだと思います。 今日は様々な種類の採集を期待していたのです。 が、ギンヤンマはゼロ、糸蜻蛉もいなかったようです。 昨年の蜻蛉飛来は数えるほどの寂しさでしたが、今日の結果がそれを証明したような気がします。 一昨年から始まったこのイベントらしいのですが、最初の年には網を入れるとざくざく採れる入れ食い?状態だったそうです。 今日の状況には寂しいものがあり、蜻蛉が壊滅しそうな予感です。 プール内を網を押しながら左右したせいか腰が痛くなった本日でありました。(汗)

 採集風景はヤゴ掬いに大わらわで写せませんでした。 この写真は何なのか不明で恐縮です。(ペコリ)  蜻蛉池に放流前のヤゴです。余った大量の餌のイトミミズとともに蜻蛉池に放流、このところ蜻蛉のいない蜻蛉池だったのでしたが、これで蛙池の異名を返上出来るかも知れません。 水を補給して眺めるとイトミミズにオタマジャクシが集まっていました。


本当に蜻蛉が少なくなった最近です。何とか増やせないものかとささやかなお手伝いをしております。 今日持ち帰った子供達もしっかり育ててくれることを期待しています。


5月22日 農園日記
 雨の日が多かったので農作業もサボりがち、アグリス成城の農園での水遣りを省略出来るのをこれ幸いに一週間サボってしまいました。 昨日、新宿での用が済むとそのまま足を伸ばして出かけたところ、収穫時期のものばかり、慌てて大根、ホウレン草、レタス、チンゲン菜を両手に抱えて帰宅しました。大した苦労したわけではありませんが、自分で収穫したものを抱えて帰る喜びはひとしおです。 農業ままごとも捨てたものではありません。 空いたスペースに何を植えるのか、どうするのかはカミさんに相談です。(汗)

 今日の大物は、三寸大根です。これ以上大きくすると「す」が入りやすいので収穫してくださいと云われお持ち帰り。


 ホウレン三本も抜きました。
家族三人の食卓には充分過ぎる量ですね。その後数日間収穫物で食卓が賑あいました。 畑にはオクラとチンゲン菜の苗を補充して帰路に着きました。 このようなささやかな農業ですが、普通の庭地に植えるよりも大変楽です。

その一方で我が家に植えたものは虫と雑草との戦いで苦戦しています。 昨年収穫した落花生が知らないうちに芽を出していたのでこれを今日あたり移植するつもりです。 これは後日親父が間違って昨年に引き続き抜いてしまったのでガックリ。


5月18日 最近の庭仕事
 五月の野良仕事は目まぐるしく変わっていく庭木の変化を追いかけるのが精一杯でなかなか充分な手入れが出来ません。アグリス成城はその点変化が直線的に思えて作業予想が立てやすいように思います。先週半ばに三寸大根を二本、初めて収穫しました。スライスサラダで食べましたが、手前味噌かも知れませんが大変美味。これならば投資した価値ありと思います。ホウレン草、球レタスも収穫して帰宅しました。この写真は家人が撮ったので手元にありません。(ペコリ)
肝心のからくり庭園は、楽しみにしていた藤の花やこの季節の花々も一段落してしまいました。


今年は夏の手入れが悪かったのかいつもの年の半分の花でした。枝も枯れたものが目に付きますので思いきって小振りに仕立て直そうかと思っています。或いは昨年割れた鉢から新しいものに移したのが微妙に関係しているのかも知れません。


この花も連休とともに終わりました。ちょっとばかり幻想的な花です。こびと達が似合います。
蜻蛉池周辺を17日すっきりさせました。今年のメダカは現在六匹残っています。追加するか否か考え中。ホウネンエビが泳ぎまくっています。それにも増してオタマジャクシ達も元気です。そろそろ後足が出てき始めました。
散漫な記録かなぁ-?


5月6日 二回目の収穫
 連休も今日でお終い、適度のお湿りがあったのでまだいいかと思いつつも気になるので午前中成城へ出勤しました。私は我が家から徒歩で40分弱、家人は次の駅から「やっぱり電車」ということで現地集合となりました。
私の着いた時には一部収穫が終わっておりました。今日は蕪です。


もうしばらく置いておけそうでしたが、柔らかいものを食べようと云うことで僅かですが、今回分を持って帰りました。夕食は葉の部分は煮浸し、蕪はサラダへ変身し食卓を賑わしました。この他に、レタス、間引いたホウレン草も食卓の何処かに並んでいました。 オクラの苗の植え付け、前回好評だった雪小町(二十日大根)の種蒔きをやっておきました。季節とともに更に大きく伸びてきた作物達。この先が楽しみです。下は花芽が付いたジャガ芋、1ヶ月程度で収穫だそうです。


またもや人工農園のお話になりました。我が家の畑は虫一杯でなかなか思い通り育ちません。土壌改善が必要なことは分かっているのですが、労働力が追いつきません。 そろそろ蜻蛉池周辺も繁茂してきたので二回目の選定が必要なようです。そういえば、結局枯れてしまった生け垣を全面的にやり替えたのでその水やりも梅雨までの日課になっているので何となく慌ただしい庭仕事です。


4月30日 アグリス成城近況
 夏が来たようなこの日、午前中は2年ぶりにお隣との境界にある植木の剪定に汗を流しました。そのあと庭に自生している蕗の収穫です。 剪定と草取りで出た廃棄物がゴミ袋で四袋ちょっと、そろそろ手首の限界です。これで終了し昼食。 毎日の好天にアグリス成城の畑が気になり見回りです。(笑) で案の定畑地はカラカラになっておりました。特に26日に植えたばかりの茄子の苗がしおれていました。枝豆、チンゲン菜、胡瓜も同時に植えていたのですが、こちらはまだ元気でした。水やりを終えるとみるみる元気になるのもこの季節ならではの生命力のようでした。
すでに前回第一回の収穫として二十日大根を40本近く持って帰り、サラダやピクルスとして有り難く頂戴し、間引いた蕪や大根は一夜漬けと味噌汁として使いました。 なかなか充実した似而非(えせ)農業のこの頃です。


本日の畑です。 我が家の農地は様々の害虫との戦いに苦戦中です。




4月16日 畑仕事あれこれ
 慌ただしく過ぎ去る春の日々、仕事や趣味、交友と充実はしているのですが、HPやブログなどからは何故か遠ざかってしまいます。パソコンに向かう時間が勿体ないと思ってしまうのかも知れません。 仕事は別として目下多忙なのは季節柄、野良仕事です。空いた時間を見計らっての作業ですが塵も積もれば山となるの喩え通り、少しずつ片付いていきます。 昨日は30分程度雑草一杯の畳一畳ほどの場所を耕地化しました。
 今朝は、家人が生協から買った苗の植え付けを30分、草取り20分で終了という具合に手伝っていました。 更には前の日曜日にはアグリス成城の畑仕事として間引き作業とともにレタス3株の植え付けに1時間やっておりました。 3月25日の初日に植え付けたジャガ芋が八本芽を出しており、次第に賑やかになってきました。この他にも三寸大根、ホウレン草、ミニ人参、小松菜、蕪が次第に大きくなっており当分間引きに追われそうです。

今年はかくの如く畑仕事づいておりますが、これも偶然小田急線の上に自分の畑を持った効果のような気がします。自己流で畑を作っていたのですが、やはりプロに聞くことで簡単に要領が分かり意外にも楽しめる趣味になりそうです。特に家人が土に親しむ頻度が上がったようでストレス発散にちょっぴり効果ありという処です。 慌ただしいのは畑のせいだけではありませんけど。(汗)

 

枝垂れ桜が終わって寂しくなりましたが、今度はシャクナゲが咲き始め、藤の大鉢が70ほどの花芽を伸ばしています。いずれも毎年馴染みの花々で、今年も無事咲いてくれたのでホッとしています。五月下旬までは花々が順番に咲いてくれるので心弾む季節です。水温の上がってきた蜻蛉池はそろそろヘドロの浚渫の時期のようなので気合いを入れて取り組む予定です。ホウネンエビが多数生息しているのでこれを観察するのも楽しみです。

色々あってなかなか落ち着きませんが、それぞれを楽しみながらの散歩としゃれてみたいものです。


4月18日 春の庭作業

 風雨の今日は別として春らしい日が続くようになると庭仕事の虫がムズムズするのは私も家人も同じようで何となく土いじりが始まりました。が、私は一昨年の剪定作業での手首故障のトラウマが付きまとうので草取り専門になっています。それでも陽光を浴びていると花粉症があるものの此の季節は清々しくなるので不思議なものです。 家人はハーブと野菜苗のプランター仕立てで忙しそうです。 今年のトピックスは、既に10年近くなるのですが、庭の隅に一時埋めたつもりの植木鉢仕立ての枝垂れ桜です。これがしっかり根付いてしまい昨年までは大した花を付けなかったのが、今年は派手派手しく咲いてくれました。例年のささやかな開花を気にもしていなかった家人は今年の櫻を見て大感激し、思わぬ花見になりました。 まあ、冷えすぎて体調を崩しましたが、それでも家人も満足だったようです。 

 数日前に家の前まで辿り着き、いつもと違う場所から我が家を眺めると家と家の間から桜の花がよく見えます。小さいながら季節感を提供しているようです。ご近所には枝垂れ桜の大木が何本かあって通る人を楽しませてくれます。さて此の櫻がそうなるのかは疑問ですが、櫻を植えたことで意外な効用のあることを感じました。今日の風雨で花びらがだいぶ落ちてしまいどうやら名残の雨になってしまいました。 次の開花に向けて根鉢に一部残っている植木鉢を取り除くなどの手入れを頑張らねばと思います。

 

さて、最近の蜻蛉池は、オタマジャクシが日増しに大きくなり、ホウネンエビが泳ぎ回っています。枯れかかった水草はまだ変化を見せませんが、芹の新芽が出てきたのでそのままにしておきます。 メダカは減ったものの稚魚が成育しているので環境はまずまずです。肝心の蜻蛉の幼虫がいるのかいないのか?こればっかりはもう少し経ってみなければ分かりません。 ヤブ蚊もまだいないし害虫もまだ出てこない実に手入れしやすいこの頃です。 


3月31日 櫻咲く
今年の東京は3月中に櫻が満開になりました。かくいう私も29日に代々木公園で一年ぶりの花見でした。まる一日外にいたせいか小康を保っていた花粉症が出てしまいました。目がかゆくて鼻が痛い。ヤレヤレです。(汗)
ところでウチの庭もやっと春が来たような雰囲気になっています。これは数年前から居着いてるウサギ、塗装が取れてきましたが、いつも同じ場所で睥睨しています。 蜻蛉池では蛙の卵が孵化し微小なオタマジャクシがジーッとしているところです。そろそろ騒がしい池になります。



植木鉢で育てるはずだった枝垂れ桜を一時期地面に植えておき、取り出すつもりがそのままになり、もう5年? 既に移植不能になっています。此の櫻が庭の片隅で花を付け始めました。染井吉野より花の時期が遅く、いま五分咲きというところです。此の櫻の下で花見もまたいいかと雨の中眺めていました。こうなるのであれば配置をよく考えておけば良かったと思ってももう後の祭りです。まあ人生のようなものです。(笑)





3月16日 蛙の産卵
 昨晩、ホームページには産卵がまだのようだと書いたのですが、16日の朝、新聞を取りに行く際に蜻蛉池を覗き込むと産卵終了です。 5,6匹蠢いています。
 

 あと数回産卵が繰り返されると思うのですが、今年の産卵日は3月16日になりました。 2005(平成17年)の産卵とと同じ日です。ということは2005年の記録を紐どけば気象対策が出来るのかも知れません。この年は果樹の花の付きが良かった年でした。また、会社を辞めた年です。 しかしながらHPでの記録は途中で休止し、このブログに記録を切り替えています。 あちらを見たりこちらを読んだりで面倒ですが、季節季節で拾い読みしてみると我ながら面白そうです。
梅の花は殆ど知ってしまい寂しくなりました。毎週来訪するヤクルトのおねぇさんも寂しくなりましたねとのこと。この後は枝垂れ桜です。 そうそう、今咲き誇っているのは杏と木瓜の花、写真を撮ることを忘れています。

午後近く成城の東宝大工センターへ出かけたついでに車のガソリン補給に成城学園まで足を延ばし、ふと目に付いた「アグリス成城」 ここを見学したところ何だかカミさんが気に入ったので試行的に入ってみることにしました。 我が家のささやかな野菜畑の充実に正しい野菜の育て方を学んでみようと云うことになりました。それにミーハーな私はこの町に興味があるのです。(笑) ここの人工農園の感想はいずれ書いていこうと思っています。 近日中に畑に元肥を入れて野菜畑の準備に取りかかります。 構造的には鉄筋マンションの屋上庭園というところです。色々考えるところがあって興味津々です。


3月15日 梅も盛りを過ぎました
 今年の梅は長い間楽しませてくれました。大柄の八重の梅は、遅咲きながら殆どの枝に開花し一本ながら梅ヶ丘の梅に勝ったと自画自賛しています。そういえば、今年は杏の花の付きも良く、当たり年のようです。 木瓜も現在開花中です。 これだけ咲いてくれると梅の実の収穫が楽しみです。



 昨日から花吹雪、メジロも梅の花が盛りを過ぎるといつの間にか姿を見せなくなりました。 その下にある蜻蛉池にはヒキガエルが集合し昼間からケロケロ泣いています。暗くなると更に激しく鳴き続けています。が、人が通るとピタリと鳴き止めてドボンと池に飛びこむ水の音。 芭蕉の「古池や 蛙飛びこむ水の音」というのは今の季節のことのような気がします。



昨晩は強い雨中で新橋宴会でした。 久しぶりの暖かい雨で朝になったら何か変化があると思ったのですが、未だに産卵もありません。4,5匹池に潜んでいるのですが、さてさて。

 暖かな日の光に誘われて、今日は久しぶりに草取りです。通路の敷石の目地から生えてきた草を引き抜いてさっぱりしました。 ついでに家人が作り始めたミニ野菜園の草を取っておきましたが、さて目的の新芽はどれなのかまだ区別が付きません。 そういえば、昨年は手首の調子が悪くてこんな気は起きなかったのですが、少しは治ってきたのでしょう。(汗) 草を取り除くと蛙が一匹現れました。ということはまだ全員集合が出来ていないようです。 この季節近所を歩いていると蛙の鳴き声が聞えるので産卵はまだのようです。

が、目を上げるとあちらこちら草だらけ、さあこれから昨年は完敗してしまった草達との戦の始まりです。


3月3日 雛祭り

 家人の誕生日です。万人が祝ってくれる家人の誕生日です。 が、それはさておき我が家の梅が咲き始めました。いつも遅く咲くのですが、花一つ一つが大きめなので眺め甲斐があります。 剪定はなかなか難しくて思うようにいきません。




2月24日 昨日は春一番が大荒れ

 昨日の土曜日は午前中の暖かさに誤魔化されて酔考さんと銀座から小石川後楽園を目標に街歩きに出かけましたが、午後になると突風が吹き荒れて散歩どころではなくなってしまいした。しかも気温も急降下。 散歩を止めて秋葉原で鐵ちゃんしていました。 夕方は、神楽坂・赤城神社での音楽会に行ったのですが、楽団付き立食パーティだろうと勝手に勘違いした我々は、お腹を空かせてテノールを聞いておりました。 が、お客同士の小勢合いもあって(笑)まあいろいろ楽しめました。
 帰路は電車が突風で軒並み遅れ、おまけに小田急は新宿駅での人身事故だそうで、急遽新宿で時間調整することになり、俗称小便横丁の安酒で盛り上がりました。

で、今日も引き続きとにかく寒い日でした。バケツに再び氷が張りまだまだ春遠しという一日です。昨日の突風で転がってしまった植木鉢を起こして周囲を見回すと、梅の蕾はご覧の状態で、もう一呼吸必要なようです。背景は蜻蛉池です。


そうそう、もう一つ春の兆しを見つけました。福寿草です。以前間違えて抜かれて子株になりましたが、今年も無事咲きました。それに蕗の薹。幾つか見つけて採っておいたのですが、昨晩帰宅が遅くなり食べられてしまいました。あの苦さ、味わいたいですね。


2月23日 蛙の産卵予想

 そろそろ雛祭りです。 ということは蜻蛉池での蛙の産卵が始まります。 昨年は随分早い産卵で戸惑ったのですが、今年は何の兆候もないと気が付きました。 昨年書いていたメモに依れば去年の今頃は産卵終了していましたが、今年はまだ全く見ていません。 この程度の気温であれば一雨降るとどっと出てくるのですが、冬型続きのカラカラ天気なのも影響しているかも知れません。 昨年は次のようなことを書いていました。

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2007.2.20 速報、ヒキガエルの産卵 
 今日の午後、所用で出かける際に蜻蛉池を覗くと一筋の黒い筋、おやっと思って近づくと蛙の卵です。普通は3月3日産卵のはずが標準よりも11日早い産卵になりました。2004(平成16年) 2/25、2005年 3/16、2006年 2/26、そして2007年は2/20です。
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 2004年の産卵以降、毎年変動が大きいようです。それ以前はほぼ3月3日前後で安定していたと思います。地球温暖化と云われておりますが、実は地球の長い周期での温暖化期という説もあるようです。 さて今年の産卵は何時になるのか、興味津々です。メダカの稚魚は何とか越冬しているようですし、ホウネンエビらしきものが時折スーッと水中を横切ります。こまめに池の水を補充して産卵環境を準備しておくことにします。そういえば昨年の蜻蛉の飛来は異様に少なかったのですが、今年はどうなるのでしょうか? こちらも気懸かりです。


1月23日 雪だ!

 月並みな話ですが、本日は久しぶりの雪です。昨冬は積雪がゼロでした。先週の日曜日は雪という大騒動の報道にもかかわらず空振りでした。 昨日は雪報道が少なかったので或いはと思っていたのですが、今朝は雪です。 午前6時半頃はその兆候が無買ったのですが、その後、ドンと降り始めてあっという間に木々に銀の帽子が被さりました。 これで乾燥気味の蜻蛉池周辺も一息付けそうです。
 このところ暖かい日が続いていたのでメダカが時々顔を覗かせていましたが、さすがに今日は動きのない池周辺です。2月下旬になると蠢き始めるヒキガエルが間違えて出てくるのではないかと思う気温続きでしたけどこの数日の寒さで平年の状況に戻るような気がします。 健康診断で異常値が出ると心配になりますが、気候もそうですね。 池の側の梅の蕾が少し膨らんでいます。あと半月すると梅ヶ丘では梅祭りが始まります。こんな光景に今年も平穏な一年になってくれればと思った次第です。
 雪の今日はいつも集まる鳥たちも何故かさっぱり見ることが出来ません。こんな日はねぐらに籠もっているのでしょうか?偵察を兼ねて近所をぐるり一回りしてパチリ。この歳になってもやっぱり雪が珍しいのです。(汗) 





2007年末風景 12月3日小春日和に誘われて

(昨年12月の蜻蛉池模様を追加しておきます。)
 久しぶりに蜻蛉池の手入れです。まだ充分ではありませんが、覆い被さるように延びてきた姫石菖を刈り取ると水面が拡がったように感じます。水を補給して、ボンヤリ覗き込むと暖かい今日の気候に誘われたかのようにまだ5mm程度の稚魚メダカが6匹水面をゴミのような姿で泳いでいます。1.5cm程に成長した若者が二匹、成魚は水草の下に隠れているのか一匹しか目撃できませんでした。まあそれでも世代交代が何とか維持されているので嬉しい限りでした。 隣の火鉢池の水草が突然揺れました。 一年以上前に試しに放流した熱帯魚屋で買ってきた藻海老です。 これがまだ生きていたのには驚きました。急いで網で掬って蜻蛉池に移しました。水が満杯になったタイミングで火鉢に移ってしまったようです。 この海老に限らず、水槽と違って水面下で生息する水生動物はどうなっているのかさっぱり分かりません。この池の生き物はヤゴを除けばメダカのみを飼育と決めているのですが、たまには遊びたくなり禁断の技を使ってしまいます。 これで生き延びた(ている)のが泥鰌です。今年も時折目撃しています。 後は季節ものとしてミジンコとホウネンエビです。 前者は自然に発生し、後者は子供用の観察セットをスーパーで買って卵をばらまきました。 ホウネンエビはつい最近まで泳ぎ回り、メダカの成魚に追いかけられていました。多分食べられていたようです。
いつものことながら水面を眺めていると時間を忘れてしまいます。 今年はこのまま越冬させようかなと思いつつ、カミさんから云われていたチューリップを植える環境をピーナツ畑(笑)の跡地に作りました。 ところが、薔薇 の刺が薄い頭をかすり、危うく怪我するところでした。毛がないのに怪我あるという馬鹿馬鹿しい駄洒落を思い出して一人で笑ってしまいました。(笑)





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