
Western Maryland Shay修復記録
試運転が無事終了して次は組立の終了段階である。残すは運転室の取り付けと配管が主な作 業である。この段階で気が付いたのは第二駆動台車と接触気味の給水管の再取り付けがあっ た。 難しい加工ではないのであっさりと終了した。これで台車も軽く首を振るようになった。
まだ完全な状態ではないが、運転室を装着した。同じ1/32縮尺の工員さんをエンジンの側に立て てみたが、シリンダーまで背が届かないという実物の話しは本当のようである。この機関車の高 さが5mというのは頷ける話しである。

エンジンの拡大写真を見ると巨大な印象をお持ちと思う。この大きなエンジンを蒸気で回せるよう になったのでホッとしたひとときである。数回慣らし運転をやりエンジンやギアのあたりを付けてお こうと考える。しかしながら来月初めの北裏鐡道運転会までには時間がなさそうである。或いはこ のまま持ち込むことになるかも知れない。 それはともかく、テンダーを後部に並べてみた。そうしたら長大な機関車になり、巨大な印象が強 くなった。工場?というちと見苦しい環境下にあるのであるが、作業中と云うことで御容赦いただ きたい。(いつもこうだって?・・・・・・・ 沈黙)

この機関車の一大欠点は、ボイラーからの排水方法である。安全弁を外すことしか思いつかない ので安全弁覆いを簡単に取り外しができるようにしておく必要がありそうだ。周囲の配管は省略 しておく方が賢明のようである。これからの課題である。 かっぞくの食事会を思い出して作業はここで中断。 細部の配管はこれから考えて行くこととす る。 ここまで来ると正直嬉しくてホッとした気分である。

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