
Western Maryland Shay修復記録
今日は久々の暑い日である。 16時頃外出先から戻り、に工場に入ると摂氏37度 である。こんな環境なので再生作業はなかなか進まないのである。 とは云え内ボイ ラーが何とか形になったので漏れ確認のために2.5kg/cm程度のエア圧力をかけた ままで水の中に入れパンク修理の要領で漏れの有無を手っ取り早く確認したのであ る。 もちろん泡一つ出ないことを期待したのである・・・・・
不安だった水位計は空気漏れもなくOKとなったのであるが、残念ながら大漏れ箇所 を発見してしまった。(涙)
それは、前回に組み立てたボイラーと過熱管を取り付けた根元からの漏れである。 原因は加減弁管へのシール紐の巻き付け不足と両者の接続部の摺り合わせが 悪くシール剤が回らなかったことにあるようだ。いったん分解しグラファイトヤーンを 巻き増しし、凹凸面の多い取り付け面を研磨した上でシール剤を塗ることにした。さ らには加減弁用ダイヤルが緩んでしまった。此処は前作をそのまま使ったのである が、案の上駄目であった。 暑い工場での作業のせいか色々基本的なミスが起きる ようであるが、暑さで反省する気も起きず、ここまでで本日の作業終了である。

次の作業は漏れ試験からである。 暑い工場であったが終了時間になると摂氏32 度に下がっていた。
7月31日 ボイラーテスト シール剤が固まった翌日、前回と同じ方法でエアで圧力をかけたまましばらく水中に 放り込んでみたが、空気漏れは起きなかった。これできっといいだろう。手抜き試験 のような気もするが、先を急ぐことにしよう 。 ということで、この日、内ボイラーと外ボイラーを結合した。 加減弁の蒸気取り入れ口が蒸気溜め位置のナットに僅かに当たるのでこの箇所を ヤスっておいた。その後、面倒だった内外ボイラー間のシール作業であったが、無 事密閉できたと思う。煙室を差し込んでボイラーの形が出来上がった。

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