
GWR Castle製作記録
完成時とほぼ同じ状態でエアテストを実施し、満足いく結果を得たのは7月8日。これならばと仕上げを始めて今日になった。 主な部品はドレイン栓、銘板、バーナー、手摺類。
これらを装着し、火入れを待つばかりになっている機関車である。 気になる点は、HOゲージのようにロストワックス製の精密な部品が増えてくると運転中に壊さないかと心配になってくる。このような精密モデルを好きなむきにはたまらないのであろうが、価格が跳ね上がるのも精密部品のせいであろう。 ドレイン装置は真鍮地に銅メッキされておりこれを軽く磨き出すと銅パイプを表現できる。写真はオリジナルのままのものである。

繊維のパフで磨いてみても上手くいかなかったので真鍮ブラシで下地が出ないように怖々磨いた。

少し銅パイプらしくなったものをシリンダーに装着した。大変精密で実感的であるのはいいのであるが、走行中に引っかけないように注意が必要である。脱線したら大変である。

最後の作業でバーナーを作りった。バーナー芯は、指定範囲内の25本とした。バーナー管の太さがこれまでのものと比べるとかなり細く感じる。確か30数本というのがこれまでの機関車では多かったような気がするのであるが?
銘板は黒く塗装されていたので1000番紙ヤスリで磨き出すとエッチングで盛り上がった部分が真鍮色に輝いた。 これがこの機関車の名前である。この Castle クラスには英国のお城の名前が与えられており、この機関車は 「キングスウェア城」 である。

こちらが ナンバープレートである。これを貼ると「終わった。」と云う気持ちになった。 銘板はいずれも両面テープで貼り付けておいた。 製造番号はテンダーの裏底に貼付。メーカー名と供給ロットの番号が刻んである。

あとは火を入れてしばらく慣らし運転の継続である。500ccの燃料2瓶程度を目安にしている。 まだ蒸気で動かしていないので順調に運転できるかどうかは気懸かりである。 |
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