GWR Castle製作記録
今日も蒸し暑い日である。一雨来るかと思っていたものの、結局降りそうで降らない思わせぶりな天気で終了。
今回は炭水車の作成報告である。 三軸の小型のテンダーと舐めてかかったのであるが、意外に面倒な車両であった。 機能をコンパクトにまとめているからかも知れない。作業経過よりも機能紹介になりそうである。
出来上がってみるとずしりと密度高い重さである。特に奇をてらった仕掛けがあるわけではない。 燃料タンクと水タンク、そして手動水圧ポンプが主要なものといえる。右部分が燃料タンク(メチルアルコール)、左の丸い蓋を外すと水タンク内に設置した給水ポンプのレバーが現れる。
水タンク内に設置する手動ポンプの吸水口には必ず真鍮製の細かいメッシュを取り付けることにしている。水タンクは意外にゴミが入りやすいものである。 運転中はここから水が吸い込まれ動輪の軸動ポンプによって高圧のボイラー内に注水される。
機関車本体との接合側である。 この床下には走行中に線路中央に設置された長ーい貯水槽から水を吸い上げるサイホンが付いている。もちろんダミーである。 実物ではこの装置を有していたので小型の炭水車にもかかわらずノンストップで長距離走行が出来たわけである。
これでほぼ完成であるが、漏水と注水試験はこれからである。まともに動いてくれることを祈っている。
さて次は組み上げた本体の作動チェックです。部品を付けたり外したりをしながら組立てだったので意外に面倒でした。 ボイラーに給気し実際の給気ルートを使ってエアテスト可能な状態まで仕上がっているので時間を見て一気に確認します。 それが終わっても再度給油管を取り外した上で運転室取り付けという最後の処理が残っています。 ダミーのブレーキや手摺りなどの小物部品の取り付けもこのあと待っています。 7月4日の運転会には間に合いそうにありませんが、8月のJAMにはデビューできそうです。 |
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