GWR Castle製作記録

2010.6.25 ボイラーテスト


 関東近辺は、空梅雨模様の最近である。雨雲レーダでも前線は愛知県付近まで東上したまま停滞してしまったようである。からっとした暑さなので今のところ助かっているのである。

ところで、
手抜きのテスト方法かと思いつつボイラーの漏れテストを実施した。高圧下ではなかったものの此処までの工程で仕上げた箇所に問題ないことを確認した。 説明書に「ボイラーが出来上がったら水を入れてテストしろ。」と書いてあるだけなのは不親切、初めての人には無理でしょう。ねぇアスターさん。(笑)  
「このボイラーの状態のままでは試験など出来るはずがないではないか!」とブツブツ言いながらテスト準備である。 水圧試験には本来ならば手動ポンプが要るのであるが、炭水車を先に作成し、内蔵のハンドポンプを利用するなどの計画が必要である。

 このボイラーの主要箇所はシール剤を用いて組み上げたのであるが、安全弁、通風弁、加減弁、給油用蒸気口は未措置で穴だらけである。 再組立が必要な水位計のシール剤もまだである。これらの箇所は漏れてもいいことを前提に仮取り付けとした。ネジでめくら蓋をした箇所も出た。

 さて、圧縮空気を注水弁から送り込み、圧力計を3kg/cm2弱の状態にして、薄めた洗剤を筆で接合部に塗り泡で漏れを確認する方法を採用した。 これまで何回か経験した手法である。問題箇所発見に意外に役立つのである。 

結果は、漏れを発見した箇所は全て試験用に仮組した箇所だったので試験はOKである。
漏れなしを確認した水位計はボイラー装着作業のためにガラス管を外しておいた。注水弁の配管にはガラス管が邪魔なのである。 これまではガラス管の締め加減を学んだというところである。

相変わらずのことであるが、必死にテストをしていたのでテスト光景の写真を撮ることを忘れてしまった。(汗)



 これはテスト直前に水位計を組み込んで外ボイラーと組み合わせてみたところである。

次の作業は、頭を冷やすために炭水車の組立を始めようと考えている。





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