からくり鐡道の仲間達

2010.10.16 Union Pacific 旧型勢揃い


三十年にわたって捜したものが勢揃いです。勢い込んで集めたわけではなくて水の流れに従って貯まった機関車と云った方が正確かも知れません。 この状態になったのは1年半ほど前でした。時代順に並べておけば良かったのですが現在整備工場にはこの状態で飾っています。

 最も古い機関車は、30年ほど前に当時高田馬場近くにあった関水金属(いまKATO)のショールームで見つけたB-B-B-Bの巨大なディーゼル機関車U50です。上から二段目の左の機関車です。長期間ガラスケースに置いていたせいでUPのオレンジイエローが色褪せてしまいました。動力は五極モーターで当時の関水金属独特の偏心ギアセット経由で長い動力軸をで前後の動輪を回しています。二組の内側動輪はダミーになっています。 その右隣が2004年頃オークションで入手したもので新品状態でした。 いずれの機関車も問題なく走りますが、電流消費量が大変大きいようです。
最上段はガスタービン機関車です。模型はU50の足回りを利用して作られた改造と思われます。車体に手摺と歩み板があることからベランダタービンと呼ばれているようです。型式はUP-61だと思います。C重油を燃料としており、大量に消費することから燃料タンクテンダーをつないでいます。 エンジンは航空機向けガスタービンを転用していたようです。そのエンジンで発電機を回転し発生した電力で8軸のモータを駆動しています。これらディーゼル機関車は三段目にあるBigBoyの後継として開発されたものです。BigBoyは昭和60年(1985)に来たものです。こんな具合にいつの間にか勢揃いしていました。



最下段は二年ほど前にフラフラーっと来てしまったエアロトレインです。 東北大学で研究している最近はやりのエアロトレインではありません。
GMが長距離バスの列車化のイメージで開発したものの失敗作だったようです。
実はこの模型も大失敗作。客車が軽すぎて曲線ではまず間違いなく脱線します。このままでは急カーブの多い我が鐵道では営業運転に出せません。 単なる飾りにするよりも、と意を決してほぼ全座席に鉛の板を入れました。その結果何とかエアロトレインらしい姿で走行するようになりました。
この先頭車両を見て感じたのは我が国鉄のボンネット特急によく似ています。ということはこのデザインを意識して設計したのでしょうか??? 謎だぁー(苦笑)
列車が曲がっているように見えるのはレンズのせいです。悪しからず。







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