SNCF 140C 287 製作記録

2011.10.11 エンジン装着


 140Cはドレイン管付きシリンダーなので運転時の利便性には期待しているのですが、ドレイン管をシリンダに取り付ける際には気を使いました。



 このドレイン管は、ネジで装着するのではなく、シール剤を接続面に塗布しシリンダーブロックと主台枠に挟むというやり方です。従ってシリンダを主台枠にきちんと取り付けるまで不安定でグラグラしていました。それでもシリンダをきっちり取り付けると確実な作動を予感できる仕上がりになりました。



ところが、シリンダ取り付けは、仮組立を省略して進めたところ煙突への排気管がはまらなくなり取り付けを終えていたシリンダをいったん外しての再作業になってしまい、お恥ずかしい次第となりました。この辺の作業から雑さが目立ってきたので速度を落とすべきだったようです。

ここまでマニュアルに従って作業を進めていたのですが、作業空間を確保するためには組み終わった先輪支柱枠を取り外す必要がありました。 いつものことながら仮組立を前提に作業するのが正しいようです。説明書は疑問を持ちながら読み込むことも必要であることをまたもや反省しました。(^0^;)

ところで、問題発生、スライドバーを主台枠に固定するとクロスヘッドが途端に重くなりどこかが歪んでいるようです。シリンダーブロックのネジを何度も緩めて軽くなる位置を捜してみたものの、まだ満足できる状態に至っていません。 この先慣らし運転も含めて改善を図っていくつもりです。



この工程の仕上げにダミーブレーキ取り付けたのですが、シューが動輪に触れる箇所があるので再度取り外して鑢掛けをする羽目になりました。これでスムーズな回転になりました。





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