SNCF 140C 287 製作記録

2011.10.10 主台枠と動輪装着


 機関車の性能を左右する主台枠の組立と書いたのですが、この機関車の主台枠は組立済みでした。そういえばこの前に作ったクラウスの主台枠も完成品でした。大きな工数削減、組立不良の回避でしょうか?

今までのテンダー式機関車の主台枠は、鉄板で提供された部材を定盤の上で注意深く組み上げなければなりませんでした。大型になればなるほど組立には気を使います。 この工程を省略できるのは画期的です。作業がさーっと進む感じになりました。

四つの動輪の取り付け位置を間違えないよう確認しつつ軸箱を差し込めば装着はお終いでしたが、唯一、第四動輪だけは切削ミスがあったのか軸箱の入る場所を1mm程度削って拡張する必要がありました。
写真のダミー板バネ付きの軸箱止めを締め込むと機関車の下回りらしくなりました。



さらに、主台枠に取り付けた動輪間の距離が僅かに違うことを確認して左右を間違えないように連結棒を装着します。この写真で分かるように一本の棒ではなく関節でつながっています。



この取り付けて作業終了。まだ回転がぎこちないようなので再度軸間を確かめましたが、問題ありません。注油せずにやったせいのようでした。





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