SNCF 140C 287 製作記録

1011.10.7 エンジン作成と主台枠へ


 さて10月7日時点の状況はシリンダーブロック半完成と云うところです。これから面倒な弁室の組立ですが、いきなり取り組むと失敗は目に見えているので部品とにらめっこすることとした。この作業はまとまった時間のあるときに取り組むこととする。
本日はこんなところで終了。 つまり眺めるだけで何もしなかったのです。(^0^;)

10月8日 弁室取り付け
 この機関車はクロスポートを持っているのでシール剤とガスケット3枚のサンドイッチ作業をシール剤が固まる前に一気にやる必要あります。左右合わせると12面をはみ出さないように注意深く塗らなければならないので結構精神的に緊張する工程です。 弁座以外の金属面もバリ取りをやっておく必要があります。



左右のシリンダー毎に積み重ねる部品を並べると気が重くなります。趣味なので暗くはなりません。(^0^)

さて、各層において給廃蒸気同士がショートしないように境界に沿ってシール剤を塗る必要があります。クロスポートや弁座の狭い蒸気ポートの間は気が抜けません。どのくらいの時間がかかったか覚えていませんが、最上段の弁室を乗せてステンレスネジを締めるとホッとして力が抜けました。何回経験しても疲れる工程です。


10月10日 シリンダブロック完成

 二日間放置しシール剤固着を確認するとシリンダブロックの半完成です。規格より幅広という不具合のあったスライドバーも迅速に交換して貰いました。 クロスヘッドとスライドバーを組んだ状態でピストンが軽く前後することも確かめました。 ピストン及び弁軸のシールはOリングに変わって以来作業が大変楽になっています。グラファイトヤーンだった時代は洩れを警戒しての面倒な作業だったものです。



このまま主台枠に取り付けるまで保管します。引き続いて次の作業は機関車の性能を左右する主台枠の組立であります。





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