クラウス製作記録

2011/9/20 前後しましたがエアテストの記録


一足飛びにボイラーへ行ってしまいましたけど、下回りがまともにならなければ手を付けられません。肝心の弁調整やらエアテストがすっぽりと抜け落ちていました。
苦労したのは弁の組立であることは前々回に書いていました。小さいのです。
弁の偏心カム4個を組み上げるとその後の組立は簡単です。ただし、中立点の設定方法が分かりません。レバーは中央より1ノッチ前とあるので簡単ですが、弓なりのエキスパンションリンクのどの位置に決めるかは毎回悩みます。 結局ほぼ中央で弁の移動が最も少ないと思われる位置に固定しました。



何度もスライド弁の移動位置を確かめて前進後進のバランスを取りましたが、やや前進位置でのポート開口のメリハリに優先設定しました。上の写真は調整中のもので給油タンクも接続前です。
弁調整はリターンクランクなど加工済みの部品を動輪軸に装着するだけだったので大変簡単です。スチブンソン弁そのものの設定が簡単なので模型化するのは更に楽なようです。

この段階でリターンバルブなどの部品をエアテスト治具として利用するとありましたが、既に組み込んでいたので給気管をエンジンにつないで手操作で強制的に実施しました。圧縮機からの給気管をこの機関車の給気管に直結し、貫通している給気路の反対側を指で塞いでみました。 で、これで充分に動作することを確認できました。怪しい箇所にはシャボン液を塗って見ておりましたが、洩れはなさそうです。



エアテストは両手が塞がったので写真がありません。機関車としては素直に組み上げていけるモデルだと思います。ただし、説明書に肝心な手順やイラストが少ないのでボンヤリ作っていくと手戻りが生じるだろうなと感じました。 仮組立が必要とありますが、初心者はこれで何をするのかがしっくり来ないと思います、 それらが問い合わせやクレームとしてメーカーに跳ね返ってくるので目に見えないコストアップが起きているのではないのかと危惧しています。
私の場合は問い合わせよりも部品不足。三点違うか不足していました。 品質管理も問われます。

思いついたことを羅列しましたが後日見直します。胃カメラのために打たれた注射での眠気がまだ残っています。





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