クラウス製作記録
下回りを説明書に従って組立終わると次はボイラーです。先行できる水タンクなどありそうですが、急ぐ旅でもないので手順通り進めます。 この機関車のボイラーは、大変シンプルで他の機関車のボイラーに比べると半完成品と行っても良さそうです。それにボイラー外面は既に黒く塗装してありますのでボイラー外殻の一部ををそのまま外ボイラーに見せかけるようです。
上が外ボイラーで、ボイラー本体のスリーブになります。、下が黒いボイラー本体です。潜水艦の艦橋のような突起が蒸機ドームと加減弁ノズル部です。
外ボイラーにボイラー本体を差し込んで加減弁、安全弁、、煙突を仮組立してみました。こうしてみるとなかなか格好いい色合いになりました。 これに水位計、逆止弁、圧力計を取り付けるのですが、この機関車の燃料はガスなのでガスバーナーが必要です。
右側の調整ニードルを経てノズルから噴出したガスは霧吹きの原理で空気と混合し、棒状の網の周囲で燃焼します。ガスバーナーはこれまで様々な形状のものが提供されてきましたが、なかなか落ち着きません。と云うことはガス焚きは難しいのだろうなと推測します。 私はどちらかと云えばアルコール焚きが好みですけど。(^0^;) これらのものをスイスイと組み立てればいいのだ。と軽く考えて部品を確かめ始めましたが、部品が違うことに遭遇しました。
右側が水位計の部品です。実はボイラーの水を排水する弁も備えています。長い棒がガラス管の中に入り、上を押すことで下部のノズルから与圧を使って水を排出します。併せて水位計内の気泡も排出できるようです。 この水位計がうりの一つだそうです。 ところが、排水ノズルではなく、別の部品が入っていました。これで先に進めなくなりました
とりあえずここまでこの日は終了。振り返ってみると仮組ばかりやってしまい何もやらなかったような気がします。が、仮組も立派な作業の一つです。 まあ、この程度の作業しか出来ないスペースでやっているので丁度いいか。(^0^;) |
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