
C622製作記録
2004.1.4 試運転で大失敗・・・・作り直しだー! |
| 正月休みが終わろうとしていたので慌てて試運転に持ち込むことにしました。 圧縮空気での運転も好調にできるので燃焼運転も問題ないだろうとたかをくくっていたのが大失敗のもとでした。 運転台に乗せ、テンダーに水を満たして水圧ポンプでボイラーへ送ろうとしたところ、ポンプがびくともしません。
 <せっかく準備はしたけれど・・・・・・・>
「やばい、ボールベアリングにシール剤が回ってしまった。」と思いましたが、再確認するつもりで圧縮空気を給水系統に送り込んでみました。順方向はやはり流れませんが、給水戻り口から送り込むと、「まずい、流れる。」どうやら給水弁の取り付けを逆にしてしまったようです。前回のJUMBOと全く同じ失敗をしてしまったようで冷や汗が流れました。後日症状をアスターの玉田さんに連絡すると、やはり推測通りの失敗をしてしまったようです。弁用ネジが逆か、弁本体の取り付けが左右逆とのことで機関車をひっくり返してチェックすると何と本体ブロックが指摘通り逆でした。 夏の暑い日、組立を急いでいたのでイラストを上下逆に解釈したのかも知れません。 まあ、それはともかく、水圧ポンプを取り外す工程まで数ヶ月分戻ってしまいました。また組立を楽しむ日が続きそうです。トホホホー このところの雑用で何時作業にかかれるか、これも問題です。
 <9600は元気でした。蒸気の煙もこの通り>
当日はせっかく準備した試運転ですが、以上のことでがっくり力が抜けてしまいました。 振り上げた拳の下ろし先に困ったので久しく運転していなかった9600を腹一杯動かすことにしてアルコール瓶一本使ってしまったら何とか作る意欲が戻ってきました。 ということで、この製作日記の幕引きはまだまだ先になりそうです。(苦笑)
一週間後の1/10。玉田さんの誘いに備えてクライマックスを整備することにしました。作成当時に安楽運転のためにラジコン化していましたが、ラジコン装置が古くなったので思い切って取り外してオリジナルな状態に戻しました。運転は不便になりましたが、アスターの歴史的記念物として保存することとします。(笑) ついでに緩んでいた給水戻り管を締め直して空気で動作確認をしました。22年前の製作なのであちこち古ぼけていますが、メカニズムはしっかりとしているようで一安心です。(2004.1.12) |
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