
からくり鐡道運転日誌
家事手伝い繁忙で先月のデビューはかないませんでしたが、三月の運転会に出席させてもらいました。懐かしい顔の方々、始めてお会いする皆さん、やはり趣味の世界のお付き合いは気が張らなくて嬉しいものでした。 8時半までに家を出るつもりでしたけど準備に手間取り結局9時近くの出発となりました。 散々迷ったのですが、折角なので2両持参することにしました。まずはガス釜のクライマックス、もう一台は、アルコール焚きのJUMBOとしました。ところが、出張運転は10年ぐらいのブランクがあったので持っていくべきものをすっかり忘れておりました。 今回はクライマックスでのデビューを第一に考えていたので問題なかったのですが、アルコールでの運転準備が落第でした。釜焚きに必須のブロワー、アルコール注入セット、これがないと火事になること請け合いです。それに運転後掃除のためのボロ布です。この忘れ物でガックリきてしまいました。(汗) それはともかく10時到着、挨拶もそこそこにクライマックスの運転準備に入りました。一番の悩みはガス注入・安定です。ところがなかなかスムーズに注入できず悩んでおりました。その昔はもっと簡単に入ったと思うのですが・・・・・・・ アスターの玉田さんがガス注入口に微少なOリングをセットしてくれました。あら不思議、大変スムーズにガスが入ります。先端が変わったのかガス注入口が微妙に変形したのか定かではありませんがよしとしましょう。 運転には案の定苦労しました。やっと圧力が上がり動き始めると火が消えて停止、これを3回ほど繰り返しました。でその後は何とか落ち着いて動き始めました。どうやら軸動ポンプから戻る温かい水がガスタンクからの燃料供給を安定にしたものと思われます。何とかうまく一周してくれましたが落ち着いた頃には次の方にバトンタッチです。 久しぶりのロングランでどこかガタが来なかったか心配でしたけど台車のセンターピンが緩んでいたのを除き足回りは大丈夫のようでした。20数才のロートルのわりには頑張ってくれました。購入時は高かったのですが、20数年元気だったので一年あたりの単価は空気みたいなものと言っていいでしょう。(笑) 蒸気機関車は、大変丈夫です。本物だって大正生まれが活躍していますよね。 頑張って運転にチャレンジした結果、自分の機関車の写真を撮るのをすっかり忘れておりました。エスコートしてもらった鉄道模型2666の板橋さんから写真をいただいたのでここに掲載致します。CAFEアルファの千葉さんにもお初にお目にかかり、磨きのかかりつつあるC622も拝見致しました。私のC62は一体いつまともになるのかプレッシャがかかってしまいました。(汗)
 <久しぶりの線路の上です。板橋さん撮影>
もう一台持参したJUMBOは、やっぱり道具不足もあって今回は遠慮しました。 この運転会の雰囲気が何となく分かりましたので次の機会にチャレンジさせていただきます。最近カミさんが凝っているシャーロックホームズの時代の汽車と云ってもいいとのことでしたのでちょっと自宅での価値が上がりそうです。(笑)
 <JUNBOです。意外に評判がいいので気をよくしました。板橋さん撮影>
自分のことばかり書いてしまいましたが、一呼吸置いて他の機関車のことも書き足そうと思っています。今回は速報と云うことでご容赦下さい。 要領を得ないまま参加させていただきましたが、和やかで暖かな雰囲気の集まりなのでホッとしました。これならばまた参加させていただきたいなと思っています。皆さんよろしくお願い致します。 オーナーの高橋さんのご厚意で運営されている鉄道です。少しでもお手伝いしながら遊ばせていただければと思います。 お誘いいただいた皆々様、高橋さんに感謝して今回の日記の筆を置きます。(2004.3.7) |
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